ダイワスカーレットは私の中で既に裕にG1クラスでした。もっと言えば、名牝と呼ばれるレベルになるかもしれないと思ってました。それはこれまでの戦績や、血統、そしてあの魅力的で雄大なフォームから。コンスタントに33秒台の脚を使える瞬発力。牡馬の一級戦とやり合っても負けない強さ。そして競馬会の華麗なる一族の血。チューリップ賞で勝てば、もう間違いないと思ってました。
1頭気になっていたのは2歳女王ウォッカ。前走の勝ち方が強かったし、時計も優秀だったんですが、どうも相手が微妙でなんとも評価を下しにくい。ダイワスカーレットといい勝負するのかなぁ程度だったんです。
が、今日のチューリップ賞は驚愕でした。ウォッカは化け物級のインパクト。抜群の手ごたえでダイワスカーレットに並びかけて、鞭を使わずに押さえ込むこの強さ。上がり33.5の1.33.7。3走続けて1分33秒台で、しかも余力を残して走ってしまったウォッカの強さは半端ではありません。
ダイワスカーレットはかなり強い→そのダイワを軽く押さえ込んだウォッカ→ウォッカは化け物?という式が成立。
もしかしたら、ウォッカはロベルト系がたまに出す、イッちゃってる系の強さを持つ産駒なのかもしれません。ナリタブライアンとかマヤノトップガンとかみたいな。そうだとしたら、これはもう歴史的名牝になるのかなぁと大げさに考えてみたり。
ただ、ダイワスカーレットだって凄い内容です。逃げてダイワが来るのを待ち切ってから同時に追い出し。そしてまた33.9の上がり。これ、相当凄いですよ。コンスタントに33秒台の脚を使えることがどれだけ凄いことか。脚を測ったと思われるアンカツの騎乗はダイワからの馬単を買ってた私にとっては文句の一つや二つ言いたくなりましたが、本番が少し楽しみになりました。それなりの策を考えるんでしょう。
今年の、また大げさに言えばこれからの牝馬戦線はこの2頭を中心に回るかもしれません。2頭のライバル物語を見てみたいという気持ちが強いです。




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第14回チューリップ賞