いやいやいやいや、日本人は素晴らしい民族ですね。日本人は世界最高の民族ですよ。
というのは言いすぎですが、日本人が持つ日本人らしさほどすばらしいものはありませんよね〜。
ということで、遅ればせながらこいつを読みました。

国家を形成する国民には武士道に代表される「情緒と形」が最も重要であるということ。内在的な欠陥を持つ「論理」だけでは世界が破綻することなどいろいろ述べられてます。
私のようなやや右よりの保守派にとっては大部分が賛同できる内容でした。今まで漠然と思ってたことがここに論理的に述べられている、という感じです。まぁ論理は本質的に欠陥があるという著者の立場に立つと、この本の内容も欠陥を含んでいることになるわけなんですけどね。
現在、なにかとかっこいいとされる、欧米型経済偏重思考の金儲けに奔る人たちはこの本を読んでどういう感想を持つんですかね。特に個人的には、無知なくせに金儲けはかっこいいと思って自分もそうなりたいとか言っているやつにこの本の感想を聞いてみたい気がします。単にあほらしいって跳ね除けるやつがいたら、そいつはそれこそ日本の汚点・・・おっとこれは失言。失礼しました。
まぁ、ひたすら筆者の考えを読んでるだけなのでめちゃおもしろい本ってもんでもありませんのでオススメはしませんけどね(笑)
筆者は、国民は永遠に成熟しないから、国家の暴走を抑制するために真のエリートが絶対必要と説きます。真のエリートの条件は2つ。1つは何の役にも立たないような教養を背景として、庶民とは比較にもならないような圧倒的な大局観や総合判断力を持っていること。もう1つはいざとなれば、国家、国民のために喜んで命を捨てる気概があること。
ちょっと話がずれますが、私、恥ずかしながら6年ほど昔、エリートを目指してたことがありました。今の自分はどうか。最近の自分なら後者は満たせる気がします。前者は圧倒的に無理ですね。この本を読む前からよく考えてるんですが、前者が圧倒的に足りてません。そしてその力を付けるのも無理です(笑)。
なぜか。私の場合そもそも頭が足りてませんが、最近よく思うのは、エリートになるためには、小さいころから非常に近いところにエリートっぽい人がいるってことが大切なんだと思うのですよ。そういうことなんです。