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2006/12/27(水)     惜別のとき - 有馬記念観戦記その3
最近疲れが溜まってる気が。

有馬記念観戦記第3話です。

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・引退式前
引退式はどうしてもディープやその関係者の近くで見たかったので、有馬記念終了後に場所を求めて移動。幸運にもターフビジョンの前あたりのスタンドにスペースを発見し確保。中山10Rや阪神12Rがあったはずだけど、ほとんど覚えていない。

・引退式
とうとうそのときがやってきた。競走馬・ディープインパクトとの別れのとき。

スポットライトに照らされ、暗闇の中から武豊を背に入場してくるディープ。ファンから発せられる「ディープ!」「ありがとう!」の声。
スタンド前の本馬場をゴール前から4コーナーのところまでゆっくり歩いて往復し、最後の雄姿を見せてくれるディープインパクト。ファンの声に手を振る武豊。
ああ、もう終わりなんだと思うと、自然と目頭が熱くなってきた。このとき、私の隣にいた競馬初心者の友人も泣いてたような気がする。これぞディープマジック。
目の前を、池江調教助手と市川厩務員に引かれて歩くディープインパクト。程なくしてターフビジョンにディープの歴史を振り返るVTRが流れる。武豊がレースの映像を見ながらそのときの気持ちを振り返る。
そうそう、あのレースは・・・。あの時はすごかったんだよなぁ。そんなことを考えてたら、もう抑えられなかった。

今全てが終わって振り返ってみると、私にとって一番良かったレースは菊花賞だったんだと思う。私にとって初めての無敗の三冠の馬誕生を目撃できたことや、それを見るための様々なプロセスが印象的なのはもちろんだけど、最も心に残っているのは競馬場の雰囲気。みながディープの勝ちを望み、一つになってディープを応援してた。あんな雰囲気は、本当にもう二度と味わえないものだと思う。一競馬ファンとして、あの菊花賞を生で見られたことは、何物にも変えがたい、本当に幸せな経験。
だからこそ、菊花賞を私と一緒に見た友人ともこの引退式を一緒に見たかったなぁ。そんなことを思いながらターフビジョンを眺めてた。

ターフビジョンの映像が流れ終わり、池江調教師、武豊、金子オーナーの挨拶。
武豊が一言だけ、
「ディープは最強馬です!」
って言ったのが非常に印象的。胸が震えた。

そしてディープインパクトの退場。別れを惜しむファンの声と共に、競馬場に流れた曲。
「あなたに会えて 本当に良かった うれしくて うれしくて 言葉にできない」
それがまさにファンの気持ちそのものだったんじゃないだろうか。

「ありがとう。」

ずっと言いたかった言葉を、私は、池江調教師のあさつのとき、ディープインパクトが本馬場から去るときの2回叫んだ。最初は関係者への感謝の言葉。最後はディープインパクトへの感謝の言葉。

本当に感謝しています。ありがとう。お疲れ様。ディープインパクトとのひとつひとつのレースが、私の宝物です。


つづく、ような気がする。
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日の当たる坂道を上るその前に またどこかで会えるといいな
そのときは笑って 虹のかなたへ放つのさ
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  • がん (2006/12/27(水) 23:29:41)
      「ディープは最強馬です!」この言葉を否定できるだけの理由を持ってる競走馬って今までにいないですよね。今までならルドルフが最強とかブライアンが最強とか、サイレンススズカだったりグラスだったりタキオンだったりしたのですが、ディープは誰もが認める最強馬だと思います。
  • CAPP (2006/12/28(木) 22:38:45)
      そうですね。誰もが認める最強馬ですね。種牡馬になっても最強馬であり続けて欲しいです。
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    2006/12/26(火)     最強馬 - 有馬記念観戦記その2
    今日は研究室の大掃除。激疲れです。最近睡眠が足りてないんで、激ねむでもあります。
    では、有馬記念観戦記2日目。

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    ・7レース〜8レース
    友人が合流したってことで楽しくレースを観戦。誰の馬券が当たったとか、あの馬の名前おもしろいとか、そういう会話って競馬を楽しむための重要なスパイスだと思う。立ったままの2時間も長くは感じなかった。

    ・有馬記念・パドック
    8Rが終わりいよいよ有馬記念。パドックの様子がターフビジョンに映し出された。ディープインパクトはこれまでと変わらない独特の雰囲気。ああ、ディープインパクトだ。これが最後のパドックなんだ。と思いながらしっかり見ていた。

    ・有馬記念・本馬場入場
    関東の本馬場入場の曲と共にいよいよディープが本馬場へ。JCの時にも思ったんだけど、関東の本馬場入場は、曲が穏やかだからあまり盛り上がらない。本馬場入場曲は関西のに限る。
    半分くらいの馬がスタンド前を通って返し馬をしてくれたが、肝心のディープはスタンドを避けて向こう正面へ行ってしまった。万全を期すためだったのだろうけど、相当残念。


    ・有馬記念・レース
    さぁ、いよいよスタート。なのだが、なぜかスタート前のことはあまり覚えていない。ターフビジョンに何が映し出されていたかとか、全然思い出せない。それほどレースのことだけを考えていたのかも。とにかくディープの姿を目に焼き付けようということだけは考えてたような。スイープトウショウがなかなかゲートに入らなかったことで競馬場が盛り上がってたのははっきり覚えてるけど(笑)
    レースも細かいことはあまり覚えていない。アドマイヤメインらしき馬(大好きな馬なんだけど、このときだけはほとんど気にしていなかった)が大逃げしてたけど、何の不安も抱かず、ディープインパクトが勝つとしか思っていなかったような気がする。今思えば、今年の有馬記念は私の中で「絶対」が存在していたような気がする。
    ディープが他馬と揃ったスタートを切ったこと、ディープが落ち着いて走っていることを確認した後はもう何もいらない。ディープを見ているだけ。
    向こう正面から動くディープインパクト。湧き上がる大歓声。そう、この感じ。これがディープインパクトの走りを見る気持ちよさ。
    そしてあの最終コーナー。体全体から鳥肌が沸き立つあのマクリ。何度も言ってきた。そう、これがディープインパクトの真の魅力。
    後は喜びを爆発させるだけ。使った鞭は1発だけ、ゴール前は手綱を押さえる余裕。その姿を見て、なにか叫んでたことだけは覚えてる。


    ・有馬記念・表彰式
    ゴール後、湧き上がるディープコール。おめでとう、ありがとうの声。誰もがファンになったディープインパクトが、誰もが望んだ形で勝ってくれた。うれしそうな関係者の表情と、うれしそうなファンの表情。競馬っていいなぁと思う瞬間。

    「ディープインパクトは最強馬です。」

    つづく
    ---

    自分が撮った有馬記念の写真を見て、つくづくイケてない写真ばかりだなぁと思う。こんなピンボケが多いのは写真を始めて1年目くらいまでのもんだよなと(笑)。まぁ2列目からで連射もできないような状態だったから当然なんですけど。やっぱりちょっと凹むなぁ。
    あ、そんなへぼい写真も後日アップします。って昨日も書いたっけ?
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    2006/12/25(月)     未来の夢のかけら - 有馬記念観戦記その1
    あ〜。どうも気持ちが入らない。
    昨日のことばかりが頭に浮かびます。感動とか寂しさとか。いろいろ考えてると、昨日は本当にあったのかとか、ディープインパクトは本当に走ってたのかとか、さらには、ディープインパクトという馬は本当に存在したのかとか思ってしまいます。
    なんとも言えない複雑な気分です。でもそんな気分も嫌いじゃありません。来年の競馬開催が始まるまでもう少し、この気分に浸っていたい気がします。

    今週もいつも通り大学でどうせ書くことないんで、2、3日かけて有馬記念観戦記を書くことにします。有馬記念の日の写真は後日更新します。

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    ・〜中山競馬場
    5時半前に競馬場に到着。競馬場最寄駅は中山法典なのだが、電車の接続と競馬場まで徒歩15分ということを考えると、競馬場まで徒歩25分の西船橋から歩いたほうがいいと判断し、ひたすら歩いた。これが失敗で、非常に疲れる羽目に。かなりの高速スピードで歩いても20分弱。途中がんがんタクシーに抜かれるし。ケチらずにタクシーを使えばよかった・・・。

    ・〜開門
    競馬場に着くと、もの凄い行列。とりあえずレーシングプログラムをもらって、中央門にある、ゴールから遠い側の入り口の列に並ぶ。ゴール前は無理だろうから、レースの見やすいスタンドの椅子を取れる可能性が少しでも高いところでという判断。開門の7時20分まで時間が結構あったはずなのだが、不思議とすぐに時間が過ぎた。これがディープマジック。

    ・入場〜1レース前
    開門。前の方はダッシュしてるんだろうけど、後ろは平和(苦笑)。開門して3分くらいで中に入り、ダッシュして席を探したがやはりない。目標を切り替えて本馬場前にシートを設置。ゴールから150mくらい離れたところだけど、一応前から2列目だし、悪くはないかなぁと。あわよくば写真も撮れるかもしれないと。
    結局入場時点で行列は1万人弱だったそう。菊花賞のときは2万人だったから、あのときがいかに特別だったのかがよくわかる。とはいえ中山競馬場は小さいので、すでに相当の混雑具合。
    1レースまでは2時間以上あったが、これがまた不思議と苦にならなかった。一人で寒い中待ってたはずなのに。これぞディープマジック。

    ・1レース〜3レース
    1Rから手拍子が起こる。おお、この感じいいねぇ。
    2Rまでは、6Rまでパドックを見て馬券を買おうと思っていたのだが、3Rあたりで無理だと確信。パドックに行くと本馬場に戻るのに超大変。もうしんどいので、4Rからはパドックを見ないことに。

    ・4レース〜5レース
    さらに人が増えてきたのでもう馬券を買いに行かないことに。ということで5Rから9R有馬記念までの馬券を購入。とりあえずということで、ディープインパクトの単勝100円馬券を10枚購入。

    ・昼休み〜6レース前
    昼休み中も確保した場所でボーっとしていたら、合流する予定になっていた友人2人が到着。ちょっと競馬を知っていて、観戦したこともある友人と、完全初心者の友人。私が誘ったんだけど、今年の有馬記念が初めての競馬観戦になる友人は、とても幸せだと思う。人は多いけど(笑)。

    ・6R・ホープフルS
    注目の3歳が結構出走してたこのレース。注目はディアデラノビアの下・クルサード、そしてディープインパクトの下・ニュービギニング。
    ニュービギニングは、偉大すぎる兄と比較される部分も大きいのかもしれないが、とにかくまず、ある程度走る馬なのかどうかも半信半疑の人が多かったように思う。デビュー戦もそれほど印象的なものではなかったし、実際に人気も1番人気ではなかった。しかし・・・

    しかし彼は勝った。直線最後の100mでいい脚を使って。この瞬間、競馬場が沸いた。みんな拍手をした。多分、ほとんどの人が同じ気持ちだったんだと思う。ニュービギニングにディープを重ね、そしてディープが去った後の夢を託したいと思っているのではないだろうか。
    武豊はレース後こう言っている。「少しだけ飛びましたね。」
    ニュービギニングがディープインパクトのようになれるわけがない。それでも少しだけ彼で夢を見たいかなと思った瞬間だった。

    その後すぐにシートを剥がして下さいという令が下り、ここからは前から2列目でずっと立ちっぱなし。もちろん後ろは人だらけ。もう後は有馬記念まで耐えるのみ。

    つづく
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    有馬記念の入場者数は結局12万人弱で、去年の16万人から激減したようです。どおりで余裕があったわけだ。当日までは入場者数の記録を更新しそうという話だったのに。
    どうも入場方法を去年の前売り券のみ方式(19万枚)から、前売り券(13万枚)+当日券方式にしたのが原因だそうです。前売り券でしか入れないと思ってた人がほとんどだったと。
    あんな素晴らしいシーンを何万という人が見れなかったわけです。見たかった人はたくさんいたはず。JRAはもっと広報活動を徹底すべきだったのではないでしょうか。
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    2006/12/24(日)     「ディープは最強馬です!」by武豊
    全てが終わりました。



    興奮に満ちた有馬記念。



    涙があふれた引退式。



    最高の2年間を、本当にありがとう。ディープインパクト。


    引退式で流れた歌。

    「あなたに会えて、本当に良かった。
    うれしくて、うれしくて、言葉にできない。
    今、あなたに会えて・・・。」
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    2006/12/23(土)     これまでの全ての想いをそこに・・・。
    初めて中山競馬場に来ました。



    小回りの競馬場なので、小さいんだろうなぁとは思ってましたが・・・、想像以上に小さい。敷地だけなら多分阪神より小さいんじゃないでしょうか。こんな競馬場でよく世界一売り上げのあるレースが行われてるなぁと思いました。16万とか17万とかの人が集まると想像すると・・・しんどすぎる・・・。写真がどうとかのレベルではなさそうです。とにかくゴールに少しでも近い場所に自分のスペースを取れれば良し。座れる場所を取れれば万々歳。
    16時の時点で、徹夜組の列は500mくらいに達してました。

    ちょっとなめてました。そういえば、菊花賞のときも相当並んでたんですよね。あのときは徹夜組だったんで前日はあまり後ろのことは気にしませんでしたが。徹夜組みになるつもりで来たら良かったと半ばマジで後悔しました。

    まぁとにかく明日、レースを無事見られればそれでいい。

    ディープインパクトの走りを楽しみに眠る最後の夜。気持ちを日記にどう書こうかな〜って考えるんですけど、いろいろありすぎて書けません。

    池江調教師はインタビューでディープを「宝物」だと言いました。武豊騎手は「この2年間はディープを中心に回っていた」と言いました。
    ファンだってそうじゃないでしょうか。私は間違いなくそうです。ディープインパクトのレースを楽しみに競馬を見てきたし、見るたびにディープが宝物になっていったように思います。
    ディープインパクトにこれほどイレ込むのは、単に競馬が好きだからということではありません。ディープの親族への思い入れ、関係者の思い入れがもともとあったということもあります。しかしなにより、デビュー戦からレースだけでなく、その動向をずっと見てきて、一喜一憂してきました。しかも毎回がまさに衝撃。そのひとつひとつは大切な思い出なんですよね。それが積み重なって今に至った。もし、青春という言葉を使うことが許されるなら、ディープインパクトが私の競馬人生の青春そのものになったのかもしれません。

    明日、最後の思い出作りを。全ての思い出を重ねながら、有馬記念で。勝っても負けても、ありがとうと叫びたい。
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  • CAPP (2006/12/24(日) 04:12:45)
      どうも。今から行きます。どうやら一部情報によるとかつてないほど人がいるそうで。入場者数記録を更新するかもしれないそうです。となると、18万人?楽しみでもあり、恐怖でもあります(笑)
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