君には翼がある。
ディープインパクトの翼はいい。大きく、力強く、そして夢がある。
ただ、サイレンススズカの翼が今の私の原点だと思う。速く、柔らかく、そして夢がある。
大逃げでぶっちぎる彼のレースは競馬のおもしろさを私に教えてくれた最たるものだと思う。
サイレンススズカが散った次の週、セイウンスカイが菊花賞で見せてくれた翼も同じ匂いがした。特にセイウンスカイに関しては、屈腱炎からの復帰後の天皇賞(春)が思い出深い。大逃げする姿に心底震えた。印象的という意味では生で見たレースの中でベスト10に入る。
私が今年のクラシックで一貫してアドマイヤメインを押してきたのはそんな翼を持っている気がしたから。
だから、最後の一冠もアドマイヤメインを応援したし、馬券は全てアドマイヤメインから買った。
間違いじゃなかった。
空前のレコードが生まれる原因を作った超のつく逃げ。
豊を背に後続を大きく引き離す姿に、メイショウサムソンの三冠を期待する人には悪かったが、声が出ずにはいられなかった。
速すぎるペースであることくらい競馬を何年も見てるんだからわかる。それでも何かに胸が躍る。私は確かにそれを期待している。
最終コーナー。後ろは遠い。込み上げてくるなんとも言えない感情と震え。
そう、この感じ。私はこれを感じたいがために競馬を見ているのかもしれない。
アドマイヤメインは惜しくも三着。もちろん馬券は紙屑に。三冠馬の誕生が成ったわけでもない。ノリもまた二着。
それでもやけにすっきりした気持ちが残った菊花賞。未熟な翼を持った馬、未来への三着。
ディープインパクトが引退しても、どうやら私は大丈夫そうです。




(写真は後日更新します。)
エルコンドルパサーの後継もできたし、豊とノリのコメントがやたらおもしろいし→http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=16427&category=A
今日の菊花賞はほんと充実してました。一昨年まで菊花賞にはいい思い出がなかったんだけど、去年から何か変わったかな。一緒に行ってくれた競馬初体験の友人も楽しんでくれたようで、今日は最高の休日でした!メイショウサムソンファンには申し訳ないけど・・・。
しかし馬券の方の負の連鎖を真剣になんとかしないとなぁ・・・。