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「結果は後で電話連絡します。」この言葉が出た時点で、落ちたってことです。官○の世界ではね。ってことで、文○省は落ちました。多分ね。始めに言っときますが、はっきりいって落ち込んでません。大学に落ちたときの落ち込み度を100とすると、今回は10くらいです。今のところはですけど。 まぁ落ち込まないようにずっと精神的なセーフティネットを働かせてたってこともありますが、なにより、「これは、もう落ちて仕方ない」というか、「今の自分じゃ、どうがんばっても受からないだろう」って途中で思ったってことが大きいのかも。
でもね、ベスト8には残ったんですよ。最終選考段階まではね。多分春の採用は4〜5人なんで、いい線行ったと思います。ただ、私もバカじゃないし、官○訪問の過程で残っていくやつらとは仲良くなるんで、彼らがどういう人間かってことくらいはわかります。本当にみんな優秀。こんな優秀なやつらがこんなにおるんやってほんまに思いますよ。そして、彼らと自分を客観的立場から比較すると、自ずと結果は見えるわけです。
今回は技術系ではトップクラスの人気を誇る省に丸腰でトライして、そこそこいい線行ったってことで、なんとか自分なりに自分を評価してやりたいところです。
今回の官○訪問でいろんなことを学びました(まだ終わってないけど)。本当に。小学生が感想文でよく書く「いろんなことを学びました」っていうのとは比べもんにならないです。いわば、メタルキングを50匹倒したくらい。マジックポット255匹それぞれにエリクサーをあげたくらい。 学んだことってのを書き出すと果てしなくなりますが、いくつか挙げると、以下のような感じかな。 1.自分に足りないものが見えた ・論理的な思考力が全く足りてない。話し方にしてもそう。そこを磨かないと、どうしようもない。 ・引き出しを引き出せない。つまり、業務内容に関連する話のネタは多く持っている(と思っている)のに、それをうまく話の中で使えない。これも役人として話に説得力を持たせるという観点から磨かないといけない。 2.役人になると、周りのやつは超優秀 想像を絶する優秀さ。いつも行ってる大学が(以下略)。そりゃそうか。そういうやつらが集まって来るん世界だもんね。こういう中で自分が生き残っていけるのかってのがはっきり言って不安。 3.官○の仕事は(やっぱり)超大変 官○訪問で再確認したというか、肌でリアルに感じたこと。ずっと家に帰れない日が続くこと当たり前の激務な上、責任のありまくる仕事を任され、安い給料で(ときには無責任な)国民の非難を浴びながら働く。自分がつぶれやしないか? 4.役所の雰囲気を肌で感じられた 2、3につながりますが、これはもう言葉では言い表せない感じです。こんな超優秀な人らがこういうとこでこういう信念を持ってこういうふうに動いてるんだ・・・なんて凄い世界なんだ・・・みたいな。
官○訪問してよかったと思いますよ(まだSが残ってるけど)。結果はダメでしたけど、ほんとうに自分が2歳分くらい成長した気がします。
ここで、06年春の文○省の官庁訪問をまとめておきます。興味ある人は参考にしてください。春は期間が短く、ここの場合は日数にして実質2日で決まります。 ●1日目 最初ブース、その後原課で3〜4人と面接。3人目の時点で面接相手が課長補佐クラスでないと、さよーならだと思いましょう。面接内容は人それぞれ。雑談や政策討論から民間にあるような普通の面接形態などいろいろ。 最後に人事企画官の方と面接。「また連絡します。」と言われたらアウト。そのほかの人は「○日10時に来てください」って言われます。 ちなみに私はこの最後の面接でいきなり、「行政官に必要な資質をできるだけあげてください。」「全く日本を知らない外国人に日本について説明する場合のキーワードをできるだけあげてください。」と言われて、ほとんど答えられず撃沈(多分これが最後の評価にかなり利いてしまった気がする)。が、その後文○省に入りたいとごり押しして予約をもらいました(笑)
●2日目 ブース1or2人、原課1or2人、政策討論2回。この日の面接は全員圧迫面接を受けたようでした(人事の方針っぽい)。アホほどボロカスに言われます。それにどれだけうまく対処できるかが勝負。政策討論が昨年までにない試みだったので、我々はかなりあせりました。まさに想定の範囲外。討論のテーマは、「義務教育改革」と「人口減少時代における科学技術の役割」。内容はおもしろく、まさに政策の実行を仮定して、我々が問題点を提起し、解決案を示し、国民の皆様に説明し、課題などを指摘し合うという形態。これは熱かったですよ(笑)。1テーマ1時間半〜2時間やってました。で、最後に人事企画官と会って終わり。内々定者はここで、うちに来ないか?と言われると思われます。 ちなみにこの日の私は、ブースでボコボコにされました。座った瞬間「じゃぁ英語で自己紹介してください。1分間くらい。」って。私はほとんど、あ〜、とか、う〜、とか言って終わりました。そんなんいきなり言われても無理っす。動揺して頭真っ白なるし、どういうことを言うべきかもわからんし(苦笑)。 最後の人事企画官との話では、「君の評価は悪くないんだけど、春は少ない人数にしか内定を出せないし、今年はレベルが高いから、まだ今日の段階では結論が出せないんだ。もし何かあったら連絡しますから。」ということですわ。レベルが高いってのは慰めの言葉なんかもしれないですけど、私が昨年の内定者と内定者懇談会で色々話した感触からだけいうと、確かに、今年の人の方がレベルが高い(昨年の人たちに失礼ですが)。ま、大体私が思ってた印象と一致ってことで、これにて文○省の官○訪問終了。
お気づきの方もいるかもしれませんが、私は、官○訪問を通して、官○になろうとしている自分に不安を覚え始めてるんですよ。いろんなことが見えすぎたかな。民間で働く方が、いろんな面で幸せになれるのかもしれません。また誰かいろいろ相談にのってください。
ある中堅官○(雑談中)「君、聞きたいことある?」 私「合コンではモテますか?」 中堅官○「はっきり言ってモテます。結婚相手には困らないくらいモテます。そりゃモテるよ〜。そりゃそうだよね〜(笑)」 あ〜、すげぇ魅力的な職業であることは間違いないわ(笑)
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